超高倍率マクロを含めた高速高精度全域AF


無限から至近まで、全域でAF可能。“超高倍率撮影はマニュアルフォーカス”という高倍率マクロレンズの常識を打ち破る高性能マクロレンズです。
被写界深度の浅いマクロ撮影でもピント合わせに苦労することなく、被写体の動きと構図に専念して撮影をすることができます。

撮影倍率4倍*1以上でも高速AFが可能

無限撮影から等倍(換算)の撮影は言うに及ばず、撮影倍率2倍から4倍(レンズ単体)の超高倍率のマクロ撮影でもAFが可能です。さらに2倍テレコンバーター MC-20を装着した、撮影倍率 最大8倍のマクロ撮影でもAFが使えます。
静止画撮影のみならず、動画撮影においても狙った被写体にピントを合わせることができます。

  • 撮影倍率 約3.0倍(35mm判換算)

  • 撮影倍率 約5.0倍(35mm判換算)

ハイスピードムービーで撮影すると、昆虫の生態観察に便利です。
ハイスピード撮影 240fps、30fps 再生

フローティングタイプのインナーフォーカス

フォーカスは、フローティング方式を採用。2つのフォーカスレンズ群をそれぞれ独立した駆動系で動かしながら、相互の位置を協調して制御します。
高速なAFと収差を抑えた高画質を実現しています。

深度合成機能 / フォーカスブラケット撮影

従来の高倍率マクロレンズは、マニュアルフォーカスが常識でした。従って高倍率撮影の深度合成では、微動ステージに乗せたカメラを微細にフォーカス方向に動かして複数枚の画像を撮影し、それを合成用ソフトウェアで処理して作成することが必要でした。
本レンズは超高倍率領域も含めAFが可能なため、OM SYSTEMカメラに搭載された深度合成機能を使い、超高倍率マクロ撮影でも被写体全域にピントの合った写真が簡単に撮れます。
もちろん同じくカメラに搭載されたフォーカスブラケット撮影も可能。より微細にフォーカスをずらした多枚数撮影も自動で行うことができ、手間と時間をかけずに撮影できます。合成はOM Workspaceを使うと簡単です。
  • 深度合成、フォーカスブラケット時のフォーカスレンズ駆動範囲は 、フォーカスリミットスイッチの設定内となります。
OM-1 + M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO, 15枚合成(カメラ内処理)
撮影倍率 約2.0倍(35mm判換算)

  • 1:35mm判換算
  • 写真はイメージです。