製品特長
シャープでヌケのよい、卓越した描写性能
EDレンズを3枚採用することで、望遠系レンズに目立ちやすい軸上色収差を補正し、HRレンズを2枚採用することにより、大口径レンズで発生する球面収差を良好に補正します。全長69mmと小型ながらも、9群10枚の合理的なレンズ設計により、画面中心から周辺部まで、シャープでヌケのよい描写性能を提供します。
口径食の少ない、きれいな円形ボケを実現
F1.8の開放から、周辺部まで十分に光線を通すことで、柔らかで美しい円形状のボケを確保しました。また、ボケに輪郭線がついてしまうような二線ボケや、色収差によるエッジの色つきの発生も排除した光学設計により、被写体がくっきり浮き上がる印象的な撮影が可能です。
口径食の有無によるボケ形状の違い
- 75mm F1.8 で撮影したものではありません。
ゴーストやフレアを徹底的に排除「ZEROコーティング」
透過率が良く、防ぐことが困難だったゴーストやフレアを徹底的に排除するZERO(Zuiko Extra-low Reflection Optical)コーティングを、レンズ表面に施しました。このZEROコーティングにより、逆光などの悪条件下でもクリアな描写性能を確保しています。
高性能を全長69mmのコンパクトボディーに凝縮
金属外装による上質なデザイン
金属外装による手触りの良い硬質な質感、高精度に磨き上げられた大口径ガラスレンズを最前面に配した高品位なフォルムは、撮影者の撮りたいという欲望をさらに掻き立てます。カメラ装着時の心地よい重量バランスと手に馴染む金属外装のフィーリングが、ストレスのない快適な撮影をサポートします。また、別売品として、レンズの上質なデザインにマッチしたレンズフードや金属レンズキャップを用意。それらをコーディネートすることで、魅力がさらに高まります。
- 金属レンズフード LH-61Fと金属レンズキャップ LC-61は同時に使用できません。
快適なマニュアルフォーカス撮影
手触りの良い金属製のフォーカスリングと絶妙の操作感、シャープでキレの良いレンズ性能が快適で正確なピント合わせをサポートします。OM-Dと組み合わせて使用することで、手ぶれの影響をおさえたファインダー像*をとおし、より正確なフレーミングやピント合わせが可能です。
- OM-Dのメニュー設定で半押し中手ぶれ補正をonに設定した場合
高速かつ静粛なオートフォーカスを実現「MSC機構」
“MSC (Movie and Still Compatible) 機構”は、軽量かつ少ないレンズ枚数で、高速かつ静粛なピント合わせを実現するために開発した先進の光学設計技術です。動作音の原因になるギアを排除し、サブミクロン精度に仕上げた金属軸(シャフト)と送りねじ(スクリュー・ドライブ)による機構を採用することで、ダイレクトにフォーカス用レンズを駆動させます。本レンズは、この“MSC機構”を用いたインナーフォーカス方式を採用し、小型で軽量なレンズ1枚の移動でピント合わせをおこなうことで、動画にも静止画にも快適な、高速かつ静粛でなめらかなオートフォーカス駆動を実現しています。
- 写真はイメージです。
- モニター画面は、はめ込み合成です。