製品特長
50mm[1]単焦点標準レンズの魅力
日常目にする光景を、自然な描写で切り取る
単焦点レンズは、ズームレンズと違い、1つの焦点距離に最適化されたレンズ構成にすることで、高い描写性能と小型化の両立ができます。そして50mm相当[1]の画角は、人間の視野に近く、遠近感の誇張が少なく見たままの光景を自然に再現することに適しています。
そのため人物スナップやテーブルフォトなど、日常目にする光景を自然な描写で切り取ることができます。
大口径F1.8を活かしたボケ表現
大口径F値1.8を活かして被写体の前後をぼかすことで、主要被写体を立体的に際立たせることができます。
ボケの活用は、被写体を強調する、写真全体の雰囲気を柔らかくするなど、写真表現に欠かせない重要な要素の一つです。ズームレンズと比べて、開放F値がF1.8と明るいためボケ表現をより楽しむことが出来るレンズです。
使いこなすことで、表現の幅が広がる単焦点レンズ
撮影者が意図を持ってフレーミングを行う事は、写真表現の本質的な要素です。
ただズーミングするのではなく、単焦点レンズを使用して自ら撮影距離を選択する作業を繰り返すことで、レンズの画角を感覚的に習得でき、この繰り返しが、フレーミング技術の向上に繋がります。
50mm相当[1]のM.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8 IIは、そういったフレーミングの技術を磨くためにも最適なレンズです。
高画質を支える技術
クリアで抜けの良い画質を実現するレンズ構成
2枚の非球面レンズを含んだ7群9枚のレンズ構成により、高性能ながらコンパクトな光学系を実現しています。
全長42mm、重量156gというマイクロフォーサーズのメリットを最大限に活かしたレンズです。
大口径F1.8でありながら手になじむ大きさのため、気軽にスナップ写真を楽しめます。
動画でも静止画でも快適な、高速で静粛なオートフォーカス
フォーカス群にはMSC(Movie and still compatible)機構を採用しています。
動作音の原因となるギアを排除し、サブミクロン精度に仕上げた金属軸(シャフト)と送りねじ(スクリュー・ドライブ)を使用し、小型で軽量な3枚のフォーカス用レンズの移動を最適に制御することでピント合わせを行い、高速で静粛なオートフォーカスを実現しています。
安心の防塵・防滴設計と高い携帯性
安心の防塵・防滴設計
M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8 IIは、IPX1相当の防滴性能と防塵に配慮した設計となっています。
気軽に持ち歩ける小型軽量レンズだからこそ、機材が濡れることを厭わずに済む設計としました。自然フィールドでの風景撮影はもちろんのこと、スナップ撮影中の急な天候変化でも濡れることを気にすることなく、機材を持ち歩くことができ、撮影を続けることができます。
防塵・防滴性能に加え、使いやすい画角の小型軽量レンズであることから、荷物を少なくしたい登山等のアクティビティに適したレンズです。
携帯性に優れた軽量レンズ
優れた携帯性で日常的に持ち歩けるため、不意に出くわすシャッターチャンスでも素早くカメラを取り出して撮影ができます。
OM-3、OM-5、E-P7などのボディーにレンズを付けたままでも、バックへの収納・取り出しもスムーズです。
このコンパクトさと軽量さは、マイクロフォーサーズシステムだからこそ実現できました。
金属外装の上質感と手にしたくなる高品位なデザイン
手に触れたときに感じる硬質な質感と、精密機器特有の凝縮感漂う高品位なデザインです。どのボディーとの組み合わせでも、写欲を掻き立てるデザインに仕上げました。
[1]: 35mm判換算
- 写真はイメージです。