フラッシュをカメラから離した位置に設置して撮影するとき、カメラからシャッターのタイミングやシャッター速などの情報をフラッシュに伝達する必要があります。伝達方法には「光通信」と「電波通信」の2種類があります。
光通信はシャッターを押したときのフラッシュ光に含まれる赤外線で通信します。多くのフラッシュが対応していますので、手軽にワイヤレス撮影を始めることができます。
ただし、カメラとフラッシュの間に光をさえぎる障害物があったり、晴天下の屋外などでは光が届かずに通信できないことがあります。
電波通信は障害物や環境光の影響を受けません。また、オリンパスの電波通信システムでは最大30m離れた場所でも通信できるので、ライティングの自由度や安定性が各段に向上しています。