OM SYSTEM Tough TG-7 × トラベラー aiai 〜水辺やアクティブシーンに強いタフと一緒に南国タヒチへ〜

掲載日:2024年04月04日

掲載日:2024年04月04日

はじめに

はじめまして!Instagramを中心にトラベラーとして活動しているaiaiです。
泳ぐことが大好きでよく海や川にも行くので、水中カメラとしてToughシリーズをずっと愛用していました。今回はToughシリーズから新しくOM SYSTEM Tough TG-7が発売されたということで、TG-7と一緒にタヒチへ行って参りました!

タヒチの正式名称は「フランス領ポリネシア」。成田から約11時間の直行便で行けるタヒチは、美しい海や珊瑚礁、熱帯の緑の山々など、まさに南太平洋の楽園。人々が温かいのも嬉しいポイントです。大小118の島々からなるタヒチで、今回主に過ごしたボラボラ島とモーレア島の思い出をTG-7で撮った写真達と共にシェアさせていただきます。

Tough TG-7

25mm相当*/1/2000秒/F2.0/ISO 100/-0.7EV/WB:オート

ボラボラ島

ボラボラ島の魅力は何と言っても美しい海ということで、ラグーンツアーに参加しました。TG-7はカメラ単体でも15mの防水性能があるので、簡単に水中撮影ができます。

このボラボラ島では、なんとエイやサメと泳ぐことが出来ます。日本ではなかなか近くで見る機会もない生物と一緒に泳ぐことまで出来て、とっても嬉しかったです!

Tough TG-7

25mm相当*/1/320秒/F8.0/ISO 100/-±0.0EV/WB:水中/水中スナップ

サメはブラックチップシャークという種類で、人を襲うことはなく、むしろすごく可愛かったです。このスポットは水深が深く、通常そのような時は青かぶりが強くなりがちですが、TG-7の水中ホワイトバランスがオートで色味を調整してくれて、サメの肌の色が綺麗に撮れていて感激しました。

Tough TG-7

25mm相当*/1/320秒/F2.8/ISO 100/±0.0EV/WB:水中/水中スナップ

また、TG-7の嬉しい機能の一つが、スマートフォンアプリ「OI.Share」を使ったログ表示。TG-7はカメラ内にGPSセンサーや温度計、気圧センサー、コンパスのフィールドセンサーを内蔵しておりLOG記録にしておけば写真にログを残すことができ、どの辺りに行ったのか、どの地点で何を撮ったのかが簡単にわかるので、後から旅の思い出を振り返ることが出来ます。更になんと海では、どのぐらい深いポイントだったのかまで記録されているのです。素潜りが好きでよく潜るのですが、後から「この写真の水深はどれぐらいだったのだろう?」と思うことがよくあるので、これは個人的にとても嬉しい機能です。

Tough TG-7

25mm相当*/1/400秒/F8.0/ISO 100/±0.0EV/WB:水中/水中スナップ

カラフルな珊瑚のスポットでシュノーケリング。
青かぶりや赤かぶりがなく、綺麗な珊瑚の色をそのまま再現してくれました。

Tough TG-7

25mm相当*/1/400秒/F2.8/ISO 100/±0.0EV/WB:水中/水中スナップ

TG-7はなんと5つもの水中モードがあり、撮りたいシーンによってモードを選択する事ができます。特に水中顕微鏡モードでは、肉眼を超えるほど細部まで美しく撮影することが出来て驚きました。

Tough TG-7

47mm相当*/1/200秒/F4.5/ISO 125/±0.0EV/WB:水中/水中顕微鏡

TG-7は、絞りF値2.0の明るいレンズを搭載しています。
実はこの日は曇りで海の中は少し暗かったのですが、少しズームをしてもぶれたりすることなく綺麗に撮れていて安心しました。またアウトドア向けカメラでありながら、奥行きある写真を叶えてくれるのも、嬉しいポイントです。

Tough TG-7

30mm相当*/1/640秒/F3.2/ISO 100/±0.0EV/WB:水中/水中顕微鏡

泳いだ後は、モツ(=タヒチの言葉で「小島」)でランチやデザートをいただきました。TG-7はアクティブシーンでの使用はもちろん、普段の撮影でもしっかりと写りが綺麗なので、そのまま陸で撮影しても満足させてくれます。

Tough TG-7

25mm相当*/1/800秒/F2.0/ISO 100/±0.0EV/WB:オート

モーレア島

ボラボラ島の後は、モーレア島へ。

初日はあいにくの雨だったので、ホテルのお庭でマクロ撮影を楽しんでみることにしました。モードダイヤルを顕微鏡のマークに合わせることで、肉眼よりも鮮明なのでは、というぐらい細部まで綺麗に撮れて、目には見えない自然の美しさを発見することも出来ました。TG-7のおかげで、改めて自然の美しさに感動させてもらいました!

Tough TG-7

30mm相当*/1/80秒/F2.3/ISO 320/-0.7EV/WB:オート/顕微鏡モード

これを機にすっかりマクロ撮影にハマってしまい、この日は雨の中ずっと撮影してしまいました(笑)
防水性能のおかげで、雨でも何の心配もなく撮影に集中出来るのも、Toughの良いところです。

Tough TG-7

30mm相当*/1/125秒/F2.3/ISO 500/-1.3EV/WB:オート/顕微鏡モード

雨上がりには、綺麗なサンセットの空が現れてくれました。
サンセットは目で見た色が綺麗に再現されず、せっかくの美しい空をなかなか思うように写真に残すことが出来ないですが、TG-7の夕日モードでは赤や黄色の色を鮮やかに再現してくれ、目で見た美しさをそのまま収めることが出来るのでお気に入りです。

Tough TG-7

41mm相当*/1/60秒/F2.8/ISO 100/-0.3EV/WB:オート/夕日(SCNモード内)

タヒチは海だけでなく、山の魅力もたくさん。
モーレア島2日目は、ハイキングへ行きました。日本では見たことのないような背の高い木やくねくねの木など、南国らしい緑の中のハイキングを楽しむことが出来ました。

Tough TG-7

25mm相当*/1/50秒/F2.0/ISO250/-0.3EV/WB:オート

頂上ではパノラマの絶景の中ブランコに乗ることも出来て、とても清々しく気持ち良かったです。

Tough TG-7

25mm相当*/1/2000秒/F2.0/ISO250/-0.3EV/WB:オート

出来るだけ荷物を軽減したいハイキングで、コンパクトで丈夫なTG-7は大正解でした。
防水防塵なので急な雨でも安心でしたし、泥の心配などもなく、安全に歩くことや目の前の景色に集中することが出来ました。

Tough TG-7

25mm相当*/1/160秒/F2.0/ISO320/-0.3EV/WB:オート

ホテルに戻ってからは、ホテルのビーチでひと泳ぎ。
風がなく波が穏やかだったので、リフレクションがとても綺麗でした。

Tough TG-7

25mm相当*/1/50秒/F2.0/ISO 200/±0.0EV/WB:水中/水中スナップ

この時雨上がりでどんより曇り、さらに夕暮れ時だったのでもう結構暗かったのですが、半水面写真にチャレンジしてみました。綺麗に撮影出来て嬉しくなってしまいました。ついつい時間を忘れ、写真を撮るのに夢中になってしまいました。

Tough TG-7

25mm相当*/1/640秒/F2.0/ISO 250/-0.3EV/WB:オート

そうこうしている時にふと顔を上がると、遠くの空に虹が!咄嗟にズームして、綺麗に収めることが出来ました。このように水辺にいる時に不意に地上の写真を撮りたい瞬間はよくあるのですが、TG-7は地上の風景もしっかり綺麗に撮れるのでとても便利です。

Tough TG-7

100mm相当*/1/320秒/F4.9/ISO 250/-1.0EV/WB:オート

最後はなんと、エイが現れてくれました。魚も一緒に泳いでいて、とっても可愛かったです。嬉しいサプライズに、最後に心温まる思い出が出来ました。全体的にあまりお天気は良くなかったですが、それでも美しいタヒチの自然や動物達に感動し、そしてそれをTG-7でそのまま綺麗に写真に残すことが出来、かけがえのない思い出になりました。

Tough TG-7

25mm相当*/1/60秒/F2.0/ISO 200/±0.0EV/WB:水中/水中スナップ

まとめ

Tough TG-7はやっぱり、ハードなシーンでも気軽に身軽にストレスフリーで使えるので、全力で遊びに集中したい人にぴったりだと思いました。それでいて進化したTG-7は、水中の色合いも自然で青かぶりや赤かぶりが少なく、マクロ撮影まで出来るので、水中やアクティブシーンでの感動をしっかり残せるのが本当にありがたいです。むしろ、アクティブシーンでもいかに素敵に感動を収めるか、撮影するのが楽しくなる。そんなカメラだと感じました。

Tough TG-7

38mm相当*/1/200秒/F2.7/ISO 320/-0.7EV/WB:オート/顕微鏡モード

最後に

アクティブシーンではしっかり思いっきり遊びたい、だけど写真にも妥協したくない。そんな方におすすめしたいカメラです。
以前は、Toughシリーズは水中用のみに使っていましたが、もっと地上でも使って行きたいと思います。よく物撮りをするので、例えばもっとマクロ機能を活用してジュエリーの物撮りにも使用してみようと思います。これからもっともっとTG-7と一緒に、いろいろなところへ旅するのが楽しみです!

*35mm 判換算値

記事内で使用した機材

aiai

トラベラーとしてInstagramを中心に活躍する傍ら、ビーチウェアブランド「unoia」クリエイティブディレクターを務める。写真やプロップスタイリングの評価も高くカメラマンとしても活動。webメディア記事執筆や、企業のInstagram運営など活動は多岐にわたる。
2017年にモロッコ本『Wander in MOROCCO』、2018年に@_cafelover_として『CAFELOVER'S CAFE ADDRESS』を出版。