掲載日:2023年12月20日
OM SYSTEM から新しく発売された新型タフカメラTough TG-7。TG-7は水中で使えることと、落としても大丈夫な衝撃に強いカメラと聞いて渓流釣りとかアウトドアにはもってこいのカメラだろうと、TG-7を持って北海道十勝へ渓流釣りに行ってきました。
季節は夏の終わり。フライフィッシングの聖地とも呼ばれる北海道十勝にやって来た!
この季節は水温が落ち着き、魚たちの活性が上がる良い時期。目的の川に着いて早速道具の用意をしました。
Tough TG-7
25mm相当*/1/640秒/F2.0/ISO 100/±0.0EV/WB:オート
お気に入りの青いシャツに赤いTG-7が引き立ってカッコイイ。濡れても汚れても気にならないタフカメラだから、リュックのショルダーハーネスに付けられるスポーツホルダー「CSCH-123」とセットで使うと使いやすいし、見た目もさらにカッコよくなって「今日は写真を撮るぞ!」って気持ちも上げてくれます。
釣り場についてもすぐに釣りを始めるのではなく、まずは周囲をじっくり観察。どんな虫が飛んでいるか観察し、虫のサイズや形に合わせてフライを選びます。この日は小さい虫が飛んでいたのでドライフライを選びました。フライの写真を撮ったんですけど顕微鏡モードだとこんなに繊細に写っちゃいます!ピントも合わせやすい!
Tough TG-7
25mm相当*/1/200秒/F2.0/ISO 100/±0.0EV/WB:オート
Tough TG-7
100mm相当*/1/400秒/F4.9/ISO 800/±0.0EV/WB:オート/顕微鏡モード
Tough TG-7
53mm相当*/1/100秒/F4.5/ISO 200/±0.0EV/WB:水中/水中モード
普段私はミラーレス一眼カメラOM-5を使っていて、OM-5も防滴性能が強いので水辺での撮影は安心なのですが、TG-7は15mの防水性能があるので、川の中にカメラを沈めて泳いでいる魚も撮れるし、汚れた手で触っても水で洗えるのがいいですね。渓流釣りなどアウトドアシーンでは意外に汚れてしまうことが多く、カメラに気を使わなくていいのが嬉しいですね。釣りをしていると、いろいろなものを持っているので、誤ってカメラを落としてしまう心配もあるのですが、TG-7は耐衝撃2.1mなので万が一の場合でも安心です。
十勝に来る前に、知床でカラフトマスも撮ったのですが、水中でカッコイイカラフトマスの迫力がある写真が撮れて、別売りのフィッシュアイコンバーターレンズ「FCON-T02」を付けて撮ったカラフトマスは、魚眼レンズのように普段とは違った写真が面白かったです。防水カメラは川での撮影でも使えるので写真の幅が広がりますね。
TG-7は耐低温-10℃とレンズ最前面がダブルガラス構造になっていて結露にも強いので、これから寒さが厳しくなる北海道では強力な相棒になりそうです。
Tough TG-7
28mm相当*/1/60秒/F3.2/ISO 200/±0.0EV/WB:水中/水中モード
フィッシュアイコンバーターレンズ「FCON-T02」
Tough TG-7
25mm相当*/1/640秒/F2.0/ISO 100/±0.0EV/WB:オート
Tough TG-7
100mm相当*/1/100秒/F4.9/ISO 800/±0.0EV/WB:オート/顕微鏡モード
TG-7は、F2.0の明るいレンズなので、川や森の中など暗いところで動きのある被写体を撮る場合でも、速いシャッター速度でブレがおさえられるし、ニジマスのウロコ一つ一つが鮮明に写っていたのには感動しました。私はキャッチ&リリースをしているので魚の撮影は出来るだけ時間をかけないようにしています。なのでサッと取り出してすぐに使えるTG-7は魚にも釣り人にも優しいカメラだと思います。
TG-7はマクロ撮影が優秀、と聞いて試したかったのが、ニジマスのアップ写真。ニジマスに近づいていくと、どこまでも近づけて、触れてしまうくらい近づけた。なんとTG-7はレンズ先端から1cmまで近づける!綺麗なニジマスの模様もしっかり撮れて感動♪水辺に近づけても防水で平気だから、ガンガン魚に近づいて撮れちゃう。
Tough TG-7
100mm相当*/1/120秒/F4.9/ISO 800/±0.0EV/WB:オート
Tough TG-7
100mm相当*/1/320秒/F4.9/ISO 800/±0.0EV/WB:オート/顕微鏡モード
魚だけじゃなく川辺に生えている小さな植物や虫はピント合わせに苦労するんだけど、TG-7のマクロ性能で大きく撮れるし、肉眼では見えないような細かい部分もしっかり写っていました。
マクロ撮影の設定もダイヤルを「顕微鏡モード」に合わせるだけなので素早くマクロ撮影が出来るのも嬉しいポイント!
Tough TG-7
47mm相当*/1/200秒/F3.1/ISO 125/±0.0EV/WB:オート/顕微鏡モード
Tough TG-7
47mm相当*/1/200秒/F3.1/ISO 125/±0.0EV/WB:オート/顕微鏡モード
Tough TG-7
61mm相当*/1/125秒/F3.6/ISO 800/±0.0EV/WB:オート/顕微鏡モード
Tough TG-7
66mm相当*/1/250秒/F3.8/ISO 160/±0.0EV/WB:オート/顕微鏡モード
夕方になってカゲロウのハッチが始まりました。フライボックスからカゲロウフライを取り出しキャストすると...最後にこの日一番のニジマスがヒット!
体高もあり十勝らしいパワフルなワイルドレインボーが釣れました。写真を撮影してすぐにリリースしました。最後に遊んでくれた魚たちに感謝して脱渓しました。
Tough TG-7
81mm相当*/1/250秒/F4.3/ISO 100/±0.0EV/WB:オート
Tough TG-7
25mm相当*/1/640秒/F2.0/ISO 100/±0.0EV/WB:オート
Tough TG-7
66mm相当*/1/250秒/F3.8/ISO 400/±0.0EV/WB:オート/顕微鏡モード
TG-7はタフだから渓流にも持っていけるし、写真も綺麗に撮れるからアウトドアの方にオススメ!TG-7を持っているといろんな景色が撮りたくなって足元を見たり、周りをキョロキョロ見て綺麗な景色を探してしまう♪
わたしは普段OM-5を使っていてOM-5も近くまで寄って撮影できるのですが、TG-7は顕微鏡のようなマクロ撮影もできるし水中撮影もできるし、とても遊べるカメラなので、TG-7をサブカメラとして写真撮影が楽しくなりそうです。
Tough TG-7
25mm相当*/1/125秒/F2.8/ISO 100/±0.0EV/WB:オート
YouTubeでTough TG-7を使ったときの動画をアップしているので見てもらえると嬉しいです♪
*35mm判換算値