カスタマイズ性能が向上したAFシステム

OM-D E-M1 Mark IIの優れたAFシステムがさらに使いやすく進化。カスタマイズ性の向上とマルチセレクターの採用により、被写体のサイズや動く速度への対応力が大きくアップしています。また、ディープラーニング技術を活用してアルゴリズムを開発したインテリジェント被写体認識AFを新たに搭載するなど、AFの基本性能も向上しました。


121点オールクロス像面位相差AFセンサー

構図の自由度が高く、より被写体を捉えやすい121点オールクロス像面位相差AFをE-M1 Mark IIに続いて採用。像面位相差AFは光束の制限がなく、F1.2などの大口径レンズを装着して撮影しても高いAF精度を実現します。さらに、連写中の撮影画像のAF情報を活用することで、不規則に動く被写体でも素早く追従します。


マルチセレクター

ファインダーを覗いたままAF位置をすばやく移動できるマルチセレクターを装備。連写中や動画撮影中のAFエリア移動も可能です。

  • 1. 横ホールド
    2. 縦ホールド

さまざまなAFカスタマイズに対応

横位置・縦位置撮影のそれぞれでAFターゲットモード/AFエリア位置を設定することが可能。C-AF中にフォーカスリングを回すことで即座にMFに切り替えて使うこともできます。

  • C-AF中のMFは、M.ZUIKO PROシリーズ、M.ZUIKO DIGITAL ED 12-200mm F3.5-6.3、M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 ISが対応
  • C-AF中のMF操作には、M.ZUIKO DIGITAL ED 8mm F1.8 Fisheye PROは、ファームver.1.2以降、M.ZUIKO DIGITAL ED 25mm F1.2 PRO、M.ZUIKO DIGITAL ED 45mm F1.2 PROは、ファームver.1.1以降へのファームアップが必要です。
  • 縦位置・横位置でのAF個別設定
  • C-AF中のMF操作

AFターゲットモード

鳥や小動物の撮影に有効な「グループ25点」を加えた計6種類のAFターゲットモードに対応しています。

  • シングル:静止している被写体や小さな被写体の撮影。風景、三脚を使った撮影など
  • グループ5点:動きのある被写体で9点では広すぎる場合。サッカーやラグビーの撮影など
  • グループ9点:動きのある被写体。飛行機やスポーツの撮影など
  • グループ25点:動きのある被写体。121点では広い場合。鳥、小動物の撮影など
  • 121点:とっさの撮影や被写体が画面全体を動き回る場合など
  • スモール:より細かなポイントにピントを合わせたい場合など
シングル・スモール以外のAFターゲットモードにおいて、C-AF中央優先のON/OFF設定ができます。(デフォルトはON)
中央エリアでAFができないときには周辺エリアでAFをアシスト。激しく動き回る被写体等に対して有効です。

カスタムAFターゲットモード

被写体の動きや位置に応じて、AFエリアを自由に配置できるカスタムAFターゲットモードを新たに搭載。AFエリアは、縦11点・横11点から任意の奇数を選択して設定できます。AFエリアの移動ステップは、縦・横それぞれ3段階で選択できます。

  • AFエリアの設定:縦11点・横11点から任意の奇数を選択
AFエリアの移動ステップの設定:縦・横それぞれ3段階で選択

インテリジェント被写体認識AF

ディープラーニング技術を活用してアルゴリズムを開発したインテリジェント被写体認識AF。特定の被写体を自動で検出し、最適なポイントにフォーカス・追尾します。画像処理エンジンTruePic VIIIを2基搭載したことで、リアルタイム処理を実現しました。

  • C-AF+TR時のみ有効
  • 被写体によって検出できない場合や誤検出が発生する場合があります。

インテリジェント被写体認識AFで検出可能な被写体

  • 該当被写体:フォーミュラカー、ラリーカー、バイク。ドライバーのヘルメットにピンポイントでAF
  • 該当被写体:飛行機、ヘリコプター。飛行機のコックピットにピンポイントでAF
  • 該当被写体:新幹線、電車、汽車。鉄道の運転席にピンポイントでAF
  • 該当被写体:鳥。鳥の瞳、頭部にピンポイントでAF
    (ファームウェアVer.2.0による追加機能)

インテリジェント被写体認識AF時のファインダー内表示

  • 1. AFターゲット
    2. 検出被写体(最大8台検出)
  • 1. AF追尾部位
    AFターゲット上の被写体ヘルメットにAFし、追尾し続ける

C-AF追従感度設定

被写体やシーンにあわせて、C-AFの追従感度を5段階で設定できます。

横切りへの反応 被写体の動き 被写体の例 C-AF追従感度
敏感鈍感 ランダム
(急激な速度変化)
スムーズ
(緩やかな速度変化)

前後方向に急に動きが変わる(急加速する)被写体にもAFが合いやすくなる
+2
+1
標準(推奨)
幅広い被写体に対応できる
0

被写体の前後を別のものが横切った場合にも元の被写体にピントをあわせ続けやすくなる
-1
-2

AFリミッター

AF駆動範囲を設定し、捉えたい被写体に狙いを集中できるAFリミッターを搭載。すべてのレンズに任意のAF駆動距離範囲を最大3つまで登録しておけます。カスタム操作により即座にOn/Offの切り替えや設定の変更が可能です。

  • フォーサーズ/マイクロフォーサーズ規格のAFレンズに対応
  • フォーカスリミッター搭載のマイクロフォーサーズレンズではレンズ側の設定が優先されます。
  • カスタム操作により即座にOn / Off、設定の変更も可能。
  • 距離設定値は目安です。

顔優先/瞳優先AF

カメラが自動的に人物の顔・瞳を検出してピント合わせを行う顔優先/瞳優先AFを搭載。大口径レンズを使ったポートレート撮影で威力を発揮します。


AF低輝度限界-6EV

暗いシーンや低コントラストの被写体も高精度にフォーカシング可能な、AF低輝度限界-6EV[*]を実現しました。

  • S-AF、ISO感度100、F1.2レンズ装着時
  • 写真はイメージです。
  • モニター画面は、はめ込み合成です。

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