横位置・縦位置のどちらの構えでも安定したホールディング性や、ファインダー撮影に集中できる操作性など、フォトグラファーが求める性能・機能の実現に徹底的にこだわりました。
横位置・縦位置撮影で同じホールディング性と操作性を実現した、縦位置グリップ一体型形状を採用。長時間にわたり撮影を続けるフォトグラファーのために設計されたグリップは、横位置・縦位置ともに指がかりが深く、安定したホールディング性をもたらします。
マイクロフォーサーズシステムだからこそ実現できる圧倒的な機動性は、特に望遠レンズを持ち歩く際に威力を発揮。カメラを長時間ホールディングしながら、手持ちでの超望遠撮影を可能にします。
1機能1ボタンにこだわったボタンレイアウトを採用し、ファインダー撮影に集中できる操作性を実現しました。誤操作を防ぐため、ボタンの高さや形状も1つ1つ最適化しています。
通常の縦位置LOCK機能に加えて、ボタンやレバーなどロックする操作部をカスタマイズできるC-LOCKにも対応しています。
非球面レンズや高屈折率ガラスを使った4枚構成の光学系を新たに採用することで、業界トップクラスとなる最高0.83倍(35mm判換算)のファインダー倍率と、高倍率ながら歪みがなく、隅までクリアな表示を実現しました。最高フレームレート120fps(プログレッシブ形式)、最短表示タイムラグ0.005秒の高速化も達成し、動きの速い被写体も滑らかに表示します。高性能な画像処理エンジンTruePic VIIIを2基搭載することで、暗部の階調もより滑らかに表示できるようになりました。また、ファインダー倍率0.74倍(35mm判換算)時は、被写体と各種情報表示が重ならないレイアウトを採用。被写体の動きに集中して撮ることができます。
従来(IPX1)よりもはるかに厳しい防滴試験を実施するなどして、より過酷な環境下でも安心して使用できる信頼性を確保しました。天候に左右されずに、レインカバーを用いなくても撮影が可能です。リモートケーブル/マイク端子/ヘッドホン端子は、ケーブルを接続した状態でも防塵・防滴・耐低温性能を確保。SDカードスロットなどの各カバーには、防水デジタルカメラToughシリーズでも採用しているラバー素材でシーリングを施しました。
OMデジタルソリューションズがいち早く開発し、信頼と実績を積み重ねてきたダストリダクションシステムも大きく進化。30,000回/秒以上で振動させてゴミやホコリを瞬時に除去するSSWF(スーパーソニックウェーブフィルター)に、写真にゴミが写りこむ可能性を従来の1/10にまで低減した新コーティングを採用しました。ホコリが舞う環境下でも安心してレンズ交換が行えます。
ヒートパイプを用いた放熱構造を採用しました。炎天下での動画撮影時や連写撮影時に、温度上昇による機能制限を抑制します。
OM-D E-M1 Mark IIと同じリチウムイオン充電池 BLH-1を2つ挿入できるバッテリー機構を採用。一脚や三脚にカメラを装着したままでも、容易にバッテリー交換が行えます。また、最大100Wの給電が可能なUSB PD規格に対応[1][2] 。2個のバッテリーを最速2時間で充電できます。
40万回の作動試験[*]をクリアした高耐久シャッターユニットを搭載しました。
5タブ・7項目で計35項目を登録可能なマイメニューや、動画ボタンを押しながらダイヤルを回すだけで選択コマのシェア予約・消去が可能なクイック画像選択など、フォトグラファーの要望に応える新しいユーザーインターフェースを採用しました。