製品特長
究極の超望遠性能
長年培ってきた光学技術を結集し、一眼カメラの交換レンズとしてトップクラスの超望遠性能と優れた解像力を実現しました。最短撮影距離1.3mでのテレマクロ撮影にも対応しています。
300~2000mm相当[1]の幅広い望遠域をカバー
300~1000mm相当[1]の幅広い望遠域をカバー。遠くにいる被写体を大きく写せるだけでなく、撮影意図にあわせて焦点距離を調整し、狙った構図で撮ることができます。また、2倍テレコンバーターMC-20装着時には最大2000mm相当[1]の超望遠撮影を楽しむことができます。
優れた解像力とズーム全域での開放F値固定を実現
新開発の大口径EDAレンズや4枚のスーパーEDレンズを含む18群28枚の贅沢なレンズ構成によって、開放F4.5固定の大口径レンズながら色にじみやフレアが少なく、ズーム全域でヌケの良い描写を実現しました。画像の中央だけでなく周辺まで優れた解像力を発揮します。
Z Coating Nano
ゴースト、フレアを大幅に低減し、ヌケの良いクリアな描写を実現するコーティング技術「Z Coating Nano」を採用。中心に空気の層を持つナノサイズの粒子を、レンズ表面に敷き詰めることで空気に近い屈折率のコーティング層を形成し、表面の反射を抑えます。
1000mm相当[1]の超望遠撮影を可能にする内蔵テレコンバーター
焦点距離を1.25倍に伸ばす内蔵テレコンバーターを使用すると、最大1000mm相当[1]/開放F5.6での超望遠撮影が可能です。内蔵テレコンバーターは、ファインダーを覗いたまま素早く切り換えができるので、撮影機会を逃しません。マスターレンズの高い光学性能を生かして焦点距離を伸ばす、別売のテレコンバーター MC-14/MC-20の使用にも対応しており、1.4倍のMC-14と組み合わせれば最大1400mm相当[1]、2倍のMC-20と組み合わせれば最大2000mm相当[1]という驚異的な超望遠撮影が可能になります。
超望遠からマクロまで圧倒的な撮影領域
超望遠レンズながら最短撮影距離1.3m(ズーム全域)、最大撮影倍率0.57倍[1]の近接撮影性能を実現しました。内蔵テレコンバーター使用時は最大撮影倍率が0.71倍[1]の本格的なテレマクロ撮影が可能。近づきにくい被写体に対し撮影距離を離しても拡大した写真を撮ることができます。
別売のテレコンバーターを使用すると等倍を超える撮影倍率[1]
別売のテレコンバーター MC-14/MC-20を組み合わせれば、内蔵テレコンバーター使用時の最大撮影倍率はMC-14使用時で1.01倍[1]、MC-20使用時で1.43倍[1]と等倍[1]を超えます。
深度合成機能にも対応
ピント位置の異なる複数の写真を撮影し、自動で合成する深度合成にも対応。
超望遠マクロながら、手前から奥までピントが合って見える被写界深度の深い写真を撮影できます。
圧倒的な機動力と耐環境性能
超望遠ズームレンズながら1.9㎏以下の小型軽量化を実現。優れた耐環境性能も実現しており、あらゆるフィールドに持ち運んで使用できます。
大口径超望遠ズームながら小型軽量化を実現
マグネシウム合金や炭素繊維強化プラスチック(CFRP)、カーボンファイバーなど各所に最適な素材を使用することで、強度と精度を確保しながら、長さ314.3mmで重さ1,875g[2]の小型軽量化を実現しました。また、ズーム全域でレンズの全長が変わらないインナーズーム方式を採用しているので、常に撮影時のバランスが安定しています。レンズフード装着時もレンズの重心がレンズ先端に寄らないように、カーボン製の軽量なレンズフードを採用しました。
フルサイズ一眼レフシステムのおよそ半分の重さ
OM-D E-M1Xと組み合わせた際の重さは、フルサイズ一眼レフシステムのおよそ半分となる約3㎏(カメラボディー約1.0㎏+レンズ約2.0㎏)に収まるので、手持ちでの超望遠撮影は勿論、フレーミングや流し撮りの負担も軽減します。
高信頼の防塵・防滴・-10℃耐低温性能
優れた防塵・防滴・-10℃耐低温性能を実現しています。防塵・防滴・耐低温性能を持つカメラボディーと組み合わせることで、雨や雪の中など過酷なフィールドでも安心して撮影を続けられます。
温度上昇を抑える遮熱塗装
超望遠ズームレンズでは非常に精密な制御が求められ、熱の影響も無視できません。そこで従来の黒塗装に比べて太陽光の赤外線を高効率で反射する、耐熱性に優れた遮熱塗装を採用し、内部温度上昇を約10%、外部温度上昇を約30%低減。炎天下でもレンズ内の温度上昇を抑え、安定した光学性能を発揮します。
フッ素コーティング
滑らかなため傷がつきにくいフッ素コーティングを最前面のレンズに採用しました。 雨や雪、埃っぽい環境での撮影時にレンズに汚れがついてもブロアーや布で除去しやすく、すぐに撮影を続けることができます。
雨がかかっても流れ落ちやすい
汚れがついても拭き取りやすく、メンテナンスも容易
超望遠撮影に集中できる操作性とハイスペックレンズに相応しい操作フィーリング
上質なリング操作が可能なゴム製のズームリング/フォーカスリングや、任意のフォーカス位置を記憶し、瞬時に呼び出せるプリセットフォーカス機能、各種機能を切り換え可能なスイッチ群の配置など、撮影に集中しながらスムーズに設定を変更できる操作性を追求しました。
超望遠PROレンズならではの安心仕様
持ち運びにも配慮して内側に滑りにくいゴム部材を施した三脚座やレンズ先端のゴムカバーなど、運搬や保管にも配慮しています。
強力な手ぶれ補正と高速・高精度AF
300mm相当[1]で8段[3]、1000mm相当[1]でも6段[4]もの補正性能を誇る世界最強の5軸シンクロ手ぶれ補正と、被写体を確実に捉える高性能なAFが快適で高画質な超望遠撮影を実現します。
最大8段[3]もの補正性能を誇る5軸シンクロ手ぶれ補正
超望遠レンズでは世界最強の補正性能を誇る5軸シンクロ手ぶれ補正が300mm相当[1]で8段[3]、1000mm相当[1]においても6段[4]もの手ぶれ補正性能を実現。従来比5倍相当の手ぶれ検出精度を持つ当社最新の高精度ジャイロセンサーをレンズとして初搭載し、制御アルゴリズムを最適化することで、圧倒的な性能を達成しました。小型・軽量化と相まって、これまでは難しかった超望遠領域での手持ち撮影を可能にします。
- 5軸シンクロ手ぶれ補正対応ボディー: OM-1、OM-D E-M1X Firmware ver.2.0、OM-D E-M1 Mark III Firmware ver.1.2、OM-D E-M1 Mark II Firmware ver.3.4、OM-D E-M5 Mark III Firmware ver.1.3以降(2022年2月現在)
ズーム全域での高速・高精度AF
当社独自の高精度薄肉レンズ加工技術によってフォーカスレンズの軽量化を実現。 ズーム全域で高速かつ高精度なAFが可能です。内蔵テレコンバーター使用時でも合焦速度はほとんど変わりません。
[1]: 35mm判換算
[2]: レンズキャップ、レンズリアキャップ、レンズフードを除く
[3]: CIPA規格準拠。2軸加振時(Yaw/ Pitch) 半押し中手ぶれ補正:OFF 使用ボディ:OM-D E-M1X 焦点距離:150mm
[4]: CIPA規格準拠。2軸加振時(Yaw/ Pitch) 半押し中手ぶれ補正:OFF 使用ボディ:OM-D E-M1X 焦点距離:500mm(400mm+内蔵テレコンバーター×1.25使用時)
- 写真はイメージです。