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一眼カメラの魅力は、レンズを換えることでいろんな写真の表現ができること。でも、レンズの種類はたくさんあるので、どうやって選べばいいか迷ってしまいますよね。
「レンズレシピ」は、レンズの基礎知識から、種類や特長、撮影シーンに合わせたおすすめレンズまで、レンズについていろんなことが学べるコンテンツです。数回にわたってお届けします。
レンズレシピvol.1では、レンズの交換方法から、レンズの名前の見方、「焦点距離」と「F値」について解説します。
レンズの交換は、慣れてしまえばとてもかんたん。お出かけ先でもパッと気軽にできるので、旅行やイベントのときは、撮りたいものに合わせて交換できるようにいくつかレンズを持っていくのもいいですね。
①ボディーとレンズにある赤いマークを合わせます。
②レンズを時計回りに回し「カチッ」と音がして固定されたら装着完了です。
①ボディーのレンズ装着部横にあるボタンを押します。
②ボタンを押したままレンズを反時計回りに回し、ボディーからレンズを静かに離します。
レンズを交換するときは、ボディー内部のイメージセンサーにゴミやホコリが付かないよう、なるべくボディーの正面を下向きにして行いましょう。
「ダストリダクションシステム」でレンズ交換も安心
オリンパスのカメラには、イメージセンサーの前に、1秒間に30,000回以上振動させてゴミやホコリを瞬時に除去するSSWF(スーパーソニックウェーブフィルター)が内蔵されています。ダストリダクションシステムと呼ばれ、これによってレンズ交換時のゴミやホコリの付着を防ぎ、安心してレンズ交換が行えます。
レンズの種類がたくさんあるのは、主に「焦点距離」と「F値」の違いによるバリエーションです。レンズ名には焦点距離やF値など、そのレンズに関する情報が含まれています。
①焦点距離
「14-42mm」のように表記されたレンズは「ズームレンズ*1」と言い、その範囲で焦点距離が変更できます。「45mm」のように数値が1つだけ表記されたレンズは「単焦点レンズ*1」と言い、焦点距離が固定です。
*1 ズームレンズと単焦点レンズの違いは、レンズレシピvol.2で詳しく解説しています
②F値
ズームレンズは「F3.5-6.3」のように、焦点距離によって開放F値*2、つまりF値をどこまで小さく設定できるかが変わります。単焦点レンズは「F1.8」のように、1つの数値で表記されています。
*2 そのレンズで設定できる最も小さいF値
レンズのことを知るために欠かせない基礎知識として、「焦点距離」と「F値」があります。基本的に、このふたつの値によって写真の写り方が変化し、写真の表現を変えることができます。
焦点距離とは、レンズの中心点からイメージセンサーまでの距離のこと。14mmや150mmなど、mm(ミリメートル)の単位で記されます。
焦点距離の数値が小さいと、写真の中に広い範囲を写せます。反対に大きくなると、写る範囲は狭くなり、遠くのものを大きく写せます。広い範囲を写せるレンズを広角、遠くのものを大きく写せるレンズを望遠と覚えましょう。
* ( )内の数値は35㎜判換算
レンズの明るさを数値にしたもので、「絞り値」とも言います。F1.8やF11などと記され、F値が小さいほど「明るいレンズ」と呼ばれたりします。この数値が小さいほど写真のピントが合う範囲が狭くなります。つまり同じシチュエーションの場合、F値が小さいほど背景がボケて、反対に大きくなると背景までくっきり写すことができるのです。背景をボカしたいときはF値を小さく(「絞りを開く」とも言います)しましょう。
レンズ選びもレンズ交換も、まずは基本の知識を持って試してみることが大切。撮りたいものに合わせてレンズを使い分ければ、デジタル一眼カメラでの撮影がもっと楽しくなりますよ♪
「レンズレシピ」シリーズvol.2〜レンズの種類とその特長〜はこちら