外部からの衝撃に強い折り曲げ式レンズユニットを採用。広角28mm*1の光学5倍ズームを薄型ボディーで実現しました。
より広い視野での撮影が可能なので、現場でありがちな、後ろに下がれない前に寄れないなどの悩みも解決。被写体に対してベストな位置での撮影が可能です。
28mm
140mm
液晶モニターに表示されるターゲットマークに従って撮影するだけで、簡単・迅速に精度の高いパノラマ撮影が可能。カメラ内で合成するため、その場で合成結果の確認ができます。
工事進捗写真や現場全景の撮影に便利な「横撮り」に加え、新たに加わった「縦撮り」を使えば、狭い屋内を撮影する際も天井から床まで1枚の写真に納めることができ、施主様へのご説明時に役立ちます。
カメラを横位置に構えた場合
カメラを縦位置に構えた場合(例1)
カメラを縦位置に構えた場合(例2)
暗い現場でのマクロ撮影(2cm)に活躍するスーパーマクロLED。文字などフラッシュをONにすると白く飛んでしまいがちな被写体にお困りの場合でも即解決できます。
ボディー前面の高輝度LEDが点灯するので被写体周辺が明るくなり、手ぶれの緩和、ピント合わせにも役立ちます。
いつでもON/OFFできる高輝度LEDライトは、簡易懐中電灯にもなる優れものです。
フラッシュ OFF
フラッシュを発光させずに撮影したところ光量が不足したために手ぶれが発生し、ラベルの文字が判読しづらくなっています。
フラッシュ ON
フラッシュを発光させましたが、ラベルとカメラの距離が近いためにラベル全体が白く飛んでしまいました。ラベルの文字が判読できません。
スーパーマクロLED ON
光量不足を補うため、フラッシュの代わりにマクロLEDライトをONにして撮影しました。手ぶれも白飛びもないため、ラベルの文字が判読可能です。
通常のレンズ数枚分の役割をする、非常に大きな偏肉度をもった非球面レンズ(DSAレンズ)や、レンズ全長を短くできる高屈折率のSHRレンズ、収差を押さえレンズ枚数を減らせる非球面レンズを多用。また一眼の望遠系交換レンズで使われ色収差を押さえるEDレンズを使用することで高画質を実現しました。
デジタル一眼で培った技術とアルゴリズムを採用した撮像センサー「シフト式手振れ補正機構」を採用。カメラが動くと撮像センサーを動かして手ぶれを打ち消します。
さらに、高感度撮影とあわせて使用することにより、被写体ぶれも解消。動いている被写体や夜間工事なども、ぶれを抑えてくっきり撮影できます。
工事現場での撮影にありがちなホコリの写りこみ、黒板の反射、広い空間を写すと奥の方が暗くなるなどの問題をワンタッチで解決できる工事写真専用のシーンモードを搭載。
簡単操作で、スピーディな撮影ができます。
トンネルの坑道内など、ホコリが多く薄暗い場所*3での撮影時に発生する「雪降り現象」を抑え、被写体をはっきり撮影。また、フラッシュ光が届かない広い空間を撮影する時も、奥まで明るくクリアな撮影が行えます。
プログラムオートモード
目に見えない粉塵がフラッシュ光に反射して映り込んでいます。
工事クリアモード1 ON
粉塵の映り込みがなく被写体がはっきりと撮影できています。
フラッシュ光の反射が気になる時に有効。手ぶれに強く、より暗い現場*3での手持ち撮影が可能になります。
プログラムオートモード
フラッシュ光の届かない部分が暗くなっています。
工事写真クリアモード2 ON
画像の手前から奥まで明るく撮影できています。
ホコリ等の反射を抑えると同時に暗い部分を中心に明るく補正。明暗差の激しい現場の撮影に適しています。
プログラムオートモード
逆光のためにスカイツリー全体が暗くなっています。黒つぶれして詳細が確認できない部分があります。
工事写真クリアモード3 ON
スカイツリー全体が明るく、黒つぶれの少ない画像です。
照明がある広い空間でのフラッシュ撮影に最適。手前から奥まで、明るい画像が得られます。
三脚を使って夜間工事を撮影する時に最適。現場を明るくクリアに写し出します。2秒セルフタイマーを使えば、シャッターボタン押下時のブレを防いだ撮影ができます。2秒セルフタイマーは、屋外や明るい照明の下でも使用可能です。
プログラムオートモード
フラッシュ光の届かない部分は暗く、どのようなものが写っているのか確認することができません。
スローシャッター ON
現場全体の状況が確認できる画像が撮影できました。
電源を入れるだけで、国土交通省「デジタル写真管理情報基準*1」などが推奨する画像サイズに設定できる「簡単CALS」(120万画素相当・1280×960)。スムーズな電子納品をサポートします。ON、OFFが可能なので、撮影目的にあわせて異なる撮影サイズで起動する事もできます。
カメラに日時の設定を行わないと、撮影に進めない仕様に。提出写真に使えない写真の発生を防ぎます。
画像の編集・加工と撮影日時データ改変の有無を判定する「オリジナル画像判定」機能*4を搭載。発注元に写真を提出する際、信頼を高めることができます。
撮影時に判定データを画像ファイルにセット。判定データは、RSAアルゴリズムによる暗号化技術で高度な暗号化処理の上、画像ファイルに記録します。判定データの信頼性にも配慮し、高精度の判定を実現しました。
画像の判定には、蔵衛門御用達(バージョン9以降)または無料Webサービス「ガゾハン」を利用可能。判定される方の環境に合わせて2つの判定方法が選べます。
メニュー画面でオリジナル判定ON
ONにすると液晶モニター上に鍵のアイコンが表示
写真撮影時に、写真への日付の写しこみが可能。日付の写し込みを求められた場合も対応が可能です。
ハロゲン灯や水銀灯など、特殊な光源や複数の複雑な光源環境下での撮影に威力を発揮。光源下の白色を基準に、見た目に近い色調で撮影できます。
設定は2パターンまで記憶できます。
通常の撮影時
現場の照明に使われていた水銀灯の影響で、画像全体が緑色がかっています。
ワンタッチホワイトバランス ON
撮影場所で野帳の白いページを使ってワンタッチホワイトバランスを設定してから撮影しました。見た目に近い色調で撮影できました。
ピント合わせと明るさを被写体に合わせて最適コントロール。撮影対象が暗く潰れてしまいがちな太陽を背景にした野外撮影や光源をバックにした屋内撮影時に特に効果的です。
「階調」機能 OFF
完全に逆光状態での撮影になったため、画面左側の構造物が黒くなっています。
「階調」機能 ON
同じ逆光状態であるにも関わらず、画面左側の構造物が黒くならずに撮影できました。
カメラが被写体をロック。ロックした被写体を追尾し、ピントを合わせ続けます。あとは撮りたい瞬間にシャッターを押すだけでピントが合った写真が撮れます。
左右の動きはもちろん前後の動きにも対応。動くクレーンや掘削機械などもしっかり追尾します。
遠くから地下づいてくる被写体も追尾