M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS Ⅱ
/200-800mm相当(35mm判換算)

¥93,500(税込)

製品特長


最大1600mm相当[2]、レンズ単体で200-800mm相当[1]の小型軽量の超望遠ズームレンズ

ズーム全域で高い光学性能

鳥の群れ、1羽をクローズアップしその羽毛まで再現等、野鳥撮影における様々なシーンに対応する最適な幅広い焦点距離、その全域で優れた描写性能を発揮します。

  • 200mm相当[1]
    1/5000秒 F5.0 ISO800
  • 800mm相当[1]
    1/5000秒 F6.3 ISO1600

高画質を実現するレンズ構成

超望遠レンズで課題になる色のにじみを抑える4枚のEDレンズを使用しています。さらにスーパーHR(Super High Refractive index)レンズとHR(High Refractive index)レンズを使用することで、ズーム全域で隅々までヌケの良い優れた描写性能を実現します。
またゴースト・フレアの発生を低減するZERO (Zuiko Extra low Reflection Optical) コーティングも採用し、逆光などの悪条件下でもクリアな画質が得られます。

最大1600mm相当[2](M.ZUIKO DIGITAL 2x Teleconverter MC-20使用時)の焦点距離

このレンズは、別売のM.ZUIKO DIGITAL 1.4x Teleconverter MC-14、M.ZUIKO DIGITAL 2x Teleconverter MC-20に対応しています。MC-20を使用することで、最大1600mm相当[2]の焦点距離での撮影が可能です。
距離の離れた被写体も大きく撮影できます。より遠くから野鳥にストレスを与えず、自然な野鳥の活動を捉えることができます。

  • 800mm相当[1]
    1/80秒 F6.3 ISO800
  • 1,600mm相当[2]
    効果説明のため左写真をトリミングしています

迫力のテレマクロ撮影

ズーム全域で最短撮影距離が1.3mであり、最大撮影倍率0.57倍相当[1](テレ端 最近接撮影範囲60.3×45.3mm)の近接撮影が可能です。近づきすぎると逃げてしまう蝶、トンボなどの昆虫を離れた位置から撮影することが可能です。
深度合成対応レンズのため、OM SYSTEMカメラの特長機能のひとつ 深度合成機能を使えば、被写界深度の浅いテレマクロ撮影でも被写体全域にピントの合った撮影ができます。
加えて、別売のM.ZUIKO DIGITAL 1.4x Teleconverter MC-14 と組み合わせれば、最大 0.81倍相当[1]、M.ZUIKO DIGITAL 2x Teleconverter MC-20 の場合、最大 1.15倍相当[1] の撮影も可能です。
  • 深度合成
    436mm相当[1] 1/2秒 F6.0 ISO200
  • 1600mm相当[1] 1/200秒 F13 ISO1600
  • 深度合成
    770mm相当[1] 1/800秒 F6.3 ISO800

軽快な手持ち撮影を実現

高精度ジャイロセンサーによる優れた手ぶれ補正性能

高精度ジャイロセンサーの搭載と手ぶれ制御アルゴリズムの最適化により、5軸シンクロ手ぶれ補正を実現しました。
手ぶれ補正段数はOM SYSTEMレンズ トップクラスにせまる 最大7.0段*の性能を誇ります。
小型軽量と相まって、超望遠領域での手持ち撮影もさらに快適になりました。
*5軸シンクロ手ぶれ補正対応ボディー: OM-3、OM-1 Mark II、OM-1、OM-D E-M1X Firmware ver.2.0、OM-D E-M1 Mark III Firmware ver.1.2、OM-D E-M1 Mark II Firmware ver.3.4、OM-D E-M5 Mark III Firmware ver.1.3以降(2025年2月現在)
CIPA規格準拠

800mm相当[1]の超望遠でも、手持ちで安定したフレーミングが可能

手ぶれ補正機能は、手ぶれを抑えた写真を撮るのみでなく、被写体を画面内に捉えるフレーミング時にも威力を発揮します。特に超望遠レンズの手持ち撮影では、被写体を画面内に安定して収めるのは極めて難しい作業です。
M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS Ⅱは、5軸シンクロ手ぶれ補正に対応したため、フレーミング時にもファインダー像が安定し被写体を画面内に捉えることが容易になります。

軽快に扱える小型軽量システム

小型軽量なため、野鳥のいる撮影ポイントへの移動、狙いたい野鳥を探し求めての移動時の負担が大きく軽減されます。
また、手持ちで軽快に取り回せるため、突然出会った野鳥や、野鳥の飛翔に合わせて流し撮りすることも容易になります。
フルサイズのシステムに対して、圧倒的な機動性を誇ります。

  • 710mm相当[1]
    1/250秒 F8.0 ISO200

高い信頼性と操作性

安心の防塵・防滴設計

各所に密閉シーリングを施し、IPX1の防滴性能を実現、防塵に配慮した設計としました。ほこりや水滴の侵入を防ぎ、過酷な環境下での撮影でも安心して使用できます。
自然相手の野鳥撮影では、必ずしも気候条件が安定しているわけではありません。レインカバーを用意しておく、雨が降り出したらカバーを掛ける等、機材が濡れないようにと気を遣う必要なく、撮影に集中できます。
  • 276mm相当[1]
    1/320秒 F5.6 ISO3200
  • OM-1 Mark Ⅱ + 100-400mm F5.0-6.3 IS Ⅱ
    シーリング配置図

撥油性・撥水性に優れたフッ素コーティング

OM SYSTEMの最上位望遠ズームレンズ M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO同様、最前面のレンズにフッ素コーティングを施しました。
雨や雪、埃の多い環境での撮影時に、レンズに汚れが付着してもブロアーやレンズクロスで簡単に除去でき、撮影を続けられます。

  • フッ素コーティングなし
  • フッ素コーティングあり

新設計の軽量三脚座を採用し、カメラとレンズを装着したままでも三脚座を取り外し可能

三脚座はアルカスイスタイプのクランプに対応しています。
新設計として、カメラとレンズを装着したままでも三脚座を取り外し可能とし、レンズフットは、三脚への取り付け部を持つことにも配慮し持ちやすい形状にしました。

※三脚座使用上の注意
三脚座を持っての移動中や三脚に固定して撮影する前に、三脚座のツマミがしっかり締まっているかを確認してください。
ツマミが緩んでいると、レンズが三脚座から外れて脱落するおそれがあります。
三脚をご使用の際は、三脚の雲台とレンズの三脚座がしっかりと固定されていることを確認してください。
特にレバー式のクランプは、固定が不十分な場合がありますのでご注意ください。
弊社として推奨するクランプはございませんので、ご使用の際はご自身でしっかり固定できることを確認の上ご利用ください。

野鳥の生態を知ることが良い写真撮影の第1歩

良い野鳥写真を撮るには、野鳥の生態を知り、行動をしっかり観察することが重要です。
ただ、肉眼では野鳥を見逃してしまうことが多く、野鳥との出会い、撮影機会を増やすために、双眼鏡は必須のアイテムです。
また野鳥の鳴き声を通して、野鳥の生態を学ぶためのツールとして、ICレコーダーもおすすめです。

野鳥撮影におすすめのアイテム

[1]: 35mm判換算

[2]: MC-20使用時 35mm判換算

  • 写真はイメージです。