その感動と瞬間を確実に捉えるために進化した高速、高精度AF
写真の本質のひとつに 「瞬間をとらえる」 ということがあります。OM SYSTEM OM-1は最新のデジタル技術を駆使し、あらゆる被写体の瞬間を確実にとらえます。
2度と無い瞬間も逃しません。
1053点、オールクロス、カバー率100%の新AF
新開発の裏面照射積層型 Live MOS センサーは、1053点オールクロス像面位相差クアッドピクセルAF方式を採用。
フォトダイオード 4分割構成により縦・横両方向で位相差情報を取得。 全画素、全撮影領域、そして様々なパターンで被写体の測距が可能となりました。画面内どの位置に被写体をおいてもAFが可能です。
全画素で位相差検出ができるため、検出の精度も大幅に向上しています。
また、新エンジン TruePic X の高速演算能力と新AFアルゴリズムが、被写体を確実に追尾しピントを合わせ続けます。
暗いシーン、低コントラストの被写体でも高精度にフォーカス可能で、AF低輝度限界 –8EV*を実現しています。
AFターゲットの多点化に伴い、AFエリアを画面全域に加え、シングル (1x1)、エリア小 (3x3)、エリア中 (9x7)、エリア大 (15x11)、エリア十字 (9, 7) 、そしてカスタム設定と被写体の大きさ、動きに合わせて選択可能です。
AFターゲットの位置は、マルチセレクターによりすばやく移動が可能。狙った被写体を逃しません。
クアッドピクセル構造
- S-AF、ISO 100相当、F1.2レンズ装着時
さらに進化したインテリジェント被写体認識: AI被写体認識AF
ディープラーニング技術を活用し開発したAI被写体認識AF。
TruePic Xが持つニューラルネットワーク回路により高速に演算、高速高精度に被写体を認識します。
新たな認識被写体として、E-M1Xに実装したフォーミュラーカー・バイク、飛行機・ヘリコプター、鉄道、鳥 に加え動物 (犬、猫) を追加しました。
AI認識により認識率を向上させるとともに、TruePic Xの高速演算でリアルタイムに被写体の移動を検出することで、画面内で移動する被写体を逃さず追尾し続けます。
加えてOM-1では、S-AF、C-AFでも本機能を作動できます。
人の操作では追いきれない、ドライバーのヘルメット、鳥・動物の目を追い続けピントを合わせます。
また、木立の中にいる鳥など、見つけにくい被写体も検出しピントを合わせます。
進化した顔検出AF
新エンジン TruePic Xの高速演算能力により、人の顔・瞳を検出しピントを合わせる 顔優先/瞳優先AFも、検出精度、追従性、レスポンスが大幅に向上しました。
動画撮影にも対応し、様々なシーンでしっかりピントを合わせ続けることができます。
M.ZUIKO DIGITAL ED 17mm F1.2 PRO, F16, 1/200sec, ISO200, Flash
究極の瞬間をとらえるプロキャプチャー 120コマ/秒 連写
シャッターボタン半押しで記録を開始、シャッターボタン全押しの瞬間からさかのぼって記録することで、人の反応タイムラグ、カメラの動作タイムラグが原因で撮り逃がした瞬間も確実にとらえるプロキャプチャー。最高120コマ/秒 (AF/AE固定) の高速連写で被写体の素早い動きの瞬間をとらえることができます。まさにスローモーション動画から瞬間を切り出すということが可能になります。さかのぼって撮影できるコマ数は、最大70コマです。
AF/AE追従で50コマ/秒の撮影も可能です。
50コマ/秒 AF/AE追従
120コマ/秒 AF/AE固定
M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO, F4.5, 1/6000sec, ISO3200
AF/AE追従 50コマ/秒 連写
新Live MOS センサーとTruePic X が、圧倒的な連写性能を実現しました。
AF/AE追従で 50コマ/秒、AF/AE固定で 120コマ/秒の高速連写が可能です。素早く動く被写体の瞬間をとらえます。
また、移動速度の速い被写体も確実に追い続けられるよう、連写SHではファインダー像の消失がないブラックアウトフリー表示に対応しました。
被写体を画面内狙った位置で確実に追い続けることが容易になるとともに、ポートレート等 一瞬の表情の変化も逃しません。
- 写真はイメージです。
- モニター画面は、はめ込み合成です。