ICレコーダーは小さくて持ち運びも楽だし、英語教材から英語の歌、映画のセリフまでいろいろ入れておくことができて英語学習には向いていますね。自分の英語の声を録音して、後で聞いてみるということもできますし。私が学生時代にICレコーダーを持っていたら、もっと早く英語が上達していたのになあと思います。
ただ、気をつけてほしいのは、ICレコーダーに録音した英語を聞くだけで、英語力がアップするかというと、必ずしもそうではないということ。自分のレベルに合わせた英語を聞くことが大切ですし、「自分がどんな英語力をつけたいのか」によって聞き方も変わってきます。
「ICレコーダーはこうして使おう!」では、ICレコーダーの活用法をご紹介していますので、英語学習の参考にしてください。
英語学習というと、二人で話している「会話」ばかりに焦点を置いてしまう傾向があります。しかし、討論しているときに使う英語、恋人同士の会話、大学教員の講義、講演、ビジネス上での英語などで、発音や文の長さ、構文、使っている単語はまったく違います。それらの異なる英語が、すべてできるようになればベストですよね。
だから、ICレコーダーには、普通の会話から、討論、大学教員の講演、そして英語の歌まで、バラエティに富んだ英語を録音しておくといいでしょう。そして、TPOに合わせて聞き分けるといいと思います。例えば、なかなか集中できない電車の中では英語の音楽を聞いてコンディショニング。家では、英語のニュースをじっくり集中して聞くといったようにです。そして、英語を聞くときは、自分がどんな目的で聞いているのかを明確にして聞くことを常に心がけるようにしましょう。
大杉先生の著書『イギリス英語リスニング』
アルク/1,728円(税込)
イギリス英語を極めたい人のためのCD BOOK。アメリカ英語との違いなどもわかりやすく説明されている。
「ICレコーダーは、録音するのは便利だけど、音声ファイルを管理するのが大変」と思っている方も少なくないのではないでしょうか。オリンパスのICレコーダー・DSシリーズなら、ユーティリティーソフト“DSS PlayerVer.7”を起動するだけで、パソコン上での音声ファイルの管理・編集などがとても簡単にできるのです。音声ファイルの再生のほか、ファイル名の変更やファイルの部分消去、録音ファイルのコメント編集など、便利機能が充実。
ICレコーダーで録音したさまざまな英語や、ポッドキャストで受信した英語ニュース、CD BOOKから取り込んだ英語教材など、全てパソコン上で一元管理して、それぞれを目的に合わせて組み合わせ、自分だけのオリジナル教材を作成してみましょう。
また、このソフトを使うと、作成したオリジナル教材をICレコーダーに転送するのもとても簡単。ICレコーダーとパソコンを併用すると、TPOに合わせた効果的な英語学習が可能になるのです。
大杉正明先生とスーザン岩本さんが、毎回、日本と英語圏の文化や風俗、習慣の違いをテーマに、興味深いトークを繰り広げる。番組の後半では毎回“heart”、 “foot”、 “finger”といったキーワードを取り上げ、そのキーワードを使った日常的に使えるフレーズを大杉先生が伝授。大杉先生の軽妙なトークと、スーザン岩本さんの正確な英語発音が魅力。