掲載日:2023年5月26日
お花が大好きで、一眼を始める前も携帯のカメラでたくさんのお花を撮って、SNSに投稿して楽しんでいました。ある日素敵な1枚の写真に目がとまりました。それは言葉では言い尽くせないほど玉ボケが美しい幻想的な写真でした。“私もこんな写真撮りたい!”と思いましたが、携帯のカメラではその表現は難しいことを知り、一眼カメラを始めました。
一眼カメラで写真を撮るようになって、花を撮るならマクロレンズが良いと聞いてマクロ撮影を始めました。そんなある日、雨上がりにお花を撮っていたら偶然にしずくの中に花が映り込んでいて、自画自賛ではありますが“すごく素敵だな”と感じ、それからは“しずく”写真ばかりを撮るようになりました。
見た目は重厚で高級感あるクラッシックボディであるのに反して、意外と軽くて女性にとって扱いやすく感じました。使い始めてすぐに、赤いマーガレットを試し撮りしたのですが、私は赤色を撮るのが苦手でいつも苦労するのですが、OM-1の鮮やかな赤色は私の好みで感動をしました。
私はいつもボケにこだわりを持って撮影をしています。写真を見ていただいたらわかると思うのですが、表現したい部分はしっかりと表現できているにもかかわらず、ぼかしたい背景の部分はホワッとやさしく表現できていて、しかも色合いも美しくて、とてもボケの綺麗なレンズだと思いました。
これは“しずく”写真を撮る私にとって作品の幅が広がり、まさに“神機能”と言えますね。最大撮影倍率4倍*の超高倍率ってこんな風に撮れるの⁉という驚きが私の正直な感想で、新しい写真表現の可能性を感じました。
OM-1 + M.ZUIOKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PROの組み合わせで、驚かされるのは色の美しさですね。先に述べましたが、私は本当に「赤」と「黄」の色が苦手だったのですが、これを使ってそれを美しく表現することが出来て、とても嬉しかったです。色鮮やかなお花の写真では、色の美しさが一番の決め手になるので、是非これを手にして実感してほしいと思いました。
*35mm判換算値