EDレンズを非球面化したことにより、超広角レンズで目立ちやすい倍率の色収差を良好に補正します。 さらに、画質に悪影響を及ぼす画面周辺部でのコマフレアを徹底除去します。
ED(特殊低分散)レンズには、色にじみを抑えて、描写性能を向上させることが可能、という特徴がありますが、その一方で、割れやすくて傷がつきやすく、加熱工程で出る揮発成分が金型にダメージを与えてしまうため、従来は、EDレンズを成形加工により非球面化することは、困難であると考えられていました。
そこで、オリンパスでは今回、
上記3点の開発により、世界で初めて、EDガラスモールド非球面レンズの量産化に成功しました。EDレンズを非球面化することで、超広角レンズで目立ちやすい倍率色収差を良好に補正。さらに、画質に悪影響を及ぼす画面周辺部でのコマフレアの徹底除去により、あらゆる撮影領域で、画面周辺部にいたるまでシャープでコントラストの高い描写性能を実現しています。