OM-D プレミアム撮影会ご招待!キャンペーン 実施報告
OLYMPUS OM-D E-M1Xの発売を記念して行われました「プレミアム撮影会ご招待!キャンペーン」、抽選で120名様(12コース 各10名様)にご参加いただき各会場で撮影会が行われました。その撮影会受講風景及び、講師いただきました写真家の作品とコメントを掲載いたしますので是非ご覧ください。ご当選され参加いただきました皆様、当日は本当にありがとうございました。(お疲れさまでした!)
受講風景ギャラリー
- Bコース 青森県 蔦池での撮影会シーン
- Bコース 青森県 奥入瀬渓流での撮影会シーン
- Eコース 東京都 都内スタジオでのモデル撮影会シーン
- Fコース 東京都 あきる野での昆虫撮影会シーン
- Gコース 長野県 遠山郷でのレクチャーシーン
- Gコース 長野県 遠山郷での撮影会シーン
- Hコース 岐阜県 明知鉄道での撮影会シーン
- Iコース 三重県 鈴鹿サーキットでの撮影会シーン
- Jコース 滋賀県 長浜でのオリエンテーションシーン
- Kコース 香川県 碁石山での撮影シーン
- Kコース 香川県 碁石山での撮影シーン
- Lコース 熊本県 菊池渓谷での撮影会シーン
撮影会 概要
撮影会 詳細
Aコース:富良野、美瑛で撮る雄大な自然風景!
バスで巡りながら富良野と美瑛の美しい風景を撮影。北海道の恵みを堪能できるランチも楽しみました。
- 実施日:2019年7月27日(土)
- 撮影地:北海道富良野市周辺
撮影会講師
写真家:コムロミホ氏
文化服装学院でファッションを学び、ファッションの道へ。モデルとしても活動する傍ら、撮影現場でカメラに触れるうちにフォトグラファーを志すことを決意。現在は人物を中心として広告や雑誌等で撮影をする一方、国内外の街のスナップ撮影をライフワークとしている。
実施コメント
夏の北の大地を舞台にプレミアム撮影会が開催されました。私が担当したのは美瑛、富良野の壮大な風景。始まりは雨交じりの曇り空でしたが、参加者の熱意もあって、最後は晴れ間が広がりました。360度見渡す限りの水平線を目にすると、どう切り取ったらいいのか迷ってしまうもの。そういう時はまずは目で見て、匂いや温度を肌で感じて、目の前に広がる風景に感動するのが大切です。それからカメラを構えると、この風景のどこに感動して、どう伝えたいかが明確になりやすくなります。
レクチャーのあとは撮影開始。望遠レンズや広角レンズを使いながら、自然と向き合う姿は真剣そのものです。最後には個性溢れる作品が集まりました。オリンパスプラザで展示の際は、ぜひご覧ください!
Bコース:新緑まばゆい奥入瀬渓流を撮る!
八甲田山麓の新緑は格別の美しさ。彩り鮮やかな初夏の自然風景を堪能しました。
- 実施日:2019年6月1日(土)
- 撮影地:青森県奥入瀬渓流周辺
撮影会講師
写真家:福田健太郎氏
1973年埼玉県生まれ。写真家 竹内敏信の助手を経て、1997年よりフリーランスの写真家として活動を開始。日本を主なフィールドに、自然に溢れる生命の姿を記録し続けている。写真集「泉の森」(風景写真出版)など著書多数。「流転」、「Sign」、「然」、「春恋し~桜巡る旅」、「泉の森」など写真展多数開催。公益社団法人 日本写真家協会会員(JPS)会員、公益社団法人 日本写真協会会員(PSJ)会員。
実施コメント
感想を一言で表すなら、「うれしかった」になります。参加された皆さんがとてもステキな人ばかりで、写真を心から楽しんでいる様子が撮影中も、講評会で拝見した写真からも伝わり、短い時間でしたが写真好きの一人として、その場に一緒にいられることをうれしく思いました。
それから、私が23歳で写真家として独立したとき、最初に訪ねたのが今回巡りました、奥入瀬渓流や蔦沼のある十和田・八甲田だったのです。何度も通い続けている大好きな場所を、みなさんにご案内することが叶いとても幸せでした。許されるならば、宿泊してもっと皆さんと楽しみたかったです。
Cコース:夏の会津鉄道沿線で撮影スポットを探そう!
猫の駅長「らぶ」で知られる芦ノ牧温泉駅を中心に夏真っ盛りの会津鉄道を撮影しました。
- 実施日:2019年7月13日(土)
- 撮影地:福島県会津鉄道
撮影会講師
写真家:広田泉氏
1969年東京生まれ。鉄道旅の楽しさ、また車両が持つ美しさを伝えようと国内外で撮影旅を続け写真展などで発表している。自ら企画、プロデュース、運営しながら数多くの鉄道写真イベントを開催している。
実施コメント
雨時々曇り。そんな天気予報を裏切って晴れ男、実力を発揮させていただきました。かなり遠くからお越しの方もいらっしゃって皆さん気合い十分。すごいなぁと思ったのは多くの方々が、しっかり足を使っているということ。右や左そして前後に動いて理想を求める姿はちょっと他の鉄道撮影イベントでは見られない光景でした。その分、写真のバリエーションがとても豊かなものになっています。
ただひとつクレームがあったのは事実です。その内容はというと「昼食がおいしすぎて残せず完食してしまい、午後からの撮影で体が重たくなってしまった」というもの。ご、ごめんなさい…次は、さらに美味しいものを(笑)
Dコース:夏の浅間大滝と野反湖ノゾリキスゲを撮る!
光芒の滝、黄色く染まる草原と湖。一日で夏の滝と花の風景を撮影しました。
- 実施日:2019年7月20日(土)
- 撮影地:群馬県浅間大滝・野反湖
撮影会講師
写真家:萩原史郎氏
1959年山梨県甲府市生まれ。日本大学卒業後、株式会社新日本企画で『季刊(※現在は隔月刊)風景写真』の創刊に携わり、編集長・発行人を経験。退社後はフリーの風景写真家に転向。現在自然風景を中心に撮影、執筆活動中。著書に『四季の風景撮影』シリーズ8冊(日本カメラ社)、『構図決定へのアプローチ法』『RAWから仕上げる風景写真テクニック』『自然風景撮影 上達の鉄則60』『基本からわかる光・形・色の活かし方』『風景写真の便利帳』(玄光社)他多数。オリンパス・デジタルカレッジ講師。カメラグランプリ選考委員。日本風景写真家協会(JSPA)副会長。日本風景写真協会(JNP)指導会員。
実施コメント
新しいカメラを持って旅に出る。こんなワクワクする体験は、写真を撮るものにしかわからない特別なもの。今回はご招待をした皆さんを、私が講師として夏の浅間大滝と野反湖へご案内し、水風景や花撮影を楽しんでいただきました。
撮影会の前半は浅間大滝と、近くにある魚止めの滝を撮影。浅間大滝は晴れれば光芒が楽しめますが、この日は曇天だったため、しっとりとした風情を醸していました。滝に近寄り、あるいは遠くから捉える。主役を水に佇む岩にしたり、合成の手法が使われたり…。後半の野反湖ではノゾリキスゲは咲いているものの風が強く、狙い通りに撮るには手ごわい相手でしたが、美しい姿を見つけボケを使いながら、それぞれの花風景を楽しんでいただけたようです。最後の講評会は個性のぶつかり合い。ぞれぞれの個性が互いを刺激し、高め合うことになったようですが、講師としての講評がそのためのお手伝いになったとすれば、この上ない喜びです。そしてOM-Dが、皆さんの写真ライフをより豊かなものにしてくれることを願って…。
Eコース:ファッションポートレイト ワークショップ!
プロが広告撮影で使用する白ホリゾントスタジオで女性ファッションモデルを撮影しました。
- 実施日:2019年6月29日(土)
- 撮影地:東京都内スタジオ
撮影会講師
写真家:善本喜一郎氏
1983年平凡パンチ(マガジンハウス)特約フォトグラファーとなる。ブルータス、ポパイ、ターザン、リラックスで活躍。2004年「年鑑日本の広告写真」に北島康介Arena2002広告で入選(以後三連続入選)、宣伝会議にて編集ライター養成講座、フォトディレクション講座担当。公益社団法人日本広告写真家協会(APA)専務理事。
実施コメント
本格的な白ホリゾントスタジオでモデルさんと一対一でのポートレイト撮影を楽しんでいただけたでしょうか。みなさまにとっては、はじめての経験だったと思います。スタジオでのポートレイト撮影はライティングセットは同じでも、モデルさんとの会話、コミュニケーション、フレーミング、シャッターチャンスによって仕上がりが変わります。それが難しいところでもあり、また楽しいところでもあります。
経験を積み重ねることで学びがあって、上達します。1回目よりセットを変えての2回目の撮影では、みなさんのOM-D E-M1Xの軽快なシャッター音がスタジオに響き渡りました。オリンパス製カメラ、レンズの高性能高機能とともに写真の楽しさが伝わったら幸いです。
Fコース:東京の里山で昆虫などの生命を撮る!
東京・あきる野で、昆虫やキノコ、カエル、鳥などの多様な生命を撮影しました。
- 実施日:2019年6月1日(土)
- 撮影地:東京都あきる野市
撮影会講師
写真家:佐藤岳彦氏
1983年 宮城県生まれ。大学院(森林動物学)中退後、写真家の道へ。傍らの自然から熱帯のジャングルまで、日本・世界各地を旅し「生命」を見つめ続けている。写真集に『密怪生命』(講談社)、『生命の森 明治神宮』(講談社)、『変形菌』(技術評論社)があり、『ナショナル ジオグラフィック』などでも作品を発表している。2018年 日本写真協会賞新人賞、2019年 ドイツの国際写真賞 horizonte zingst international photo awardを受賞。
実施コメント
Fコースは、東京の里山で生き物撮影。当日はお天気にも恵まれ、多くの生き物に出会えました。午前中は参加者の皆さんとフィールドを歩きながら、生き物の探し方や、基本的な撮影方法などをお話しし、午後からは各自自由に歩き回って作品を撮って頂きました。
レクチャーで紹介したストロボ撮影法で新たな表現に挑戦する方や、12-40mm F2.8の広角レンズを用いて昆虫と風景を一枚に写し込もうとする方、40-150mm F2.8のボケを生かしてその場の空気感を切り取る方、それぞれ真剣に自然と向き合い撮影する姿が印象的でした。生き物の撮影はちょっとしたコツを掴むことで上達します。皆さん、これまでの撮影経験とそんなコツをうまく生かして、生き物写真に取り組まれていました。
Gコース:遠山郷「下栗の里」で日本の里を撮る!
長野県飯田市の遠山郷「下栗の里」つづら折りの集落と南アルプスを望む絶景を撮影しました。
- 実施日:2019年6月9日(日)
- 撮影地:長野県下栗の里
撮影会講師
写真家:秦達夫氏
1970年長野県生まれ。自動車販売会社退職後、バイクショップに勤務。後に家業を継ぐ為に写真の勉強を始めるが写真に自分の可能性を見出し写真家に転身。写真家竹内敏信氏の弟子となり独立。故郷の霜月神楽を通し垣間見える自然風景と気候のメカニズムが創り出す美しい姿を追い写真創作活動を行っている。遠山郷「霜月祭」を取材した『あらびるでな』で第八回藤本四八写真賞受賞。同タイトルの写真集を信濃毎日新聞社から出版。『山岳島 屋久島』写真集(日本写真企画)。小説家・新田次郎氏『孤高の人』の加藤文太郎や『アラスカ物語』のフランク安田に憧れている。日本写真家協会会員、日本写真協会会員、Foxfireフィールドスタッフ。
実施コメント
遠山郷「下栗の里」で日本の里を撮る!にご参加頂いた皆様には感謝とお礼をお伝えします。それから当選連絡が届かなかった方々には申し訳ありませんでした。人気写真家?ではなく人気コースだったと言うことで勘弁頂きたいです。今回のコースは各方面で日本の秘境と紹介されるだけあって個人で訪れることが難しい事が倍率を高くしたと分析しています。そんな場所をチョイスした理由は、ここが僕の故郷だからです。多くの人にこの地を知ってもらいたい。僕の写真家活動の根底にある想いなのです。その想いにお付き合い頂き重ねて感謝しています。
今回のイベントで再認識しましたが参加者の皆さんはオリンパス愛に満ちておりました。その愛に溺れることなくメーカー側は精進して行く事。僕ら写真家は良い作品を創り良いアイデアを提案して行く事が大切なのだと実感しております。イベントの作品を拝見しましたが短時間で仕上げたとは思えない出来映えのものばかりで感嘆しております。写真展などで再会を楽しみにしております。
Hコース:明知鉄道でSLに乗る!撮る!
恵那から明智まで急行「大正ロマン号」に乗車し「寒天列車」に舌鼓。明智駅構内では、圧縮空気式のSL「C12 244」乗り鉄、撮り鉄撮影会。
- 実施日:2019年5月25日(土)
- 撮影地:岐阜県 明知鉄道
撮影会講師
写真家:櫻井寛氏
1954年長野県生まれ。昭和鉄道高校、日本大学芸術学部写真学科卒。出版社写真部勤務を経て90年に独立。93年航空機を使わずに88日間世界一周。1994年『交通図書賞』受賞。『日本経済新聞』『毎日小学生新聞』『日経おとなのOFF』『アサヒカメラ』『JR時刻表』『はれ予報』『小説推理』など連載中。著書は代表作に『オリエント急行の旅』『ななつ星in九州の旅』。最新刊は『列車で行こう!JR全路線図鑑』。著書は共著も含め97冊。95ヵ国訪問。渡航回数は237回。好物は駅弁。日本写真家協会、日本旅行作家協会会員。東京交通短期大学客員教授。
実施コメント
Hコースは、5月25日、まさに五月晴れの岐阜県明知鉄道にて開催されました。名古屋駅に集合した参加者10名と、オリンパスの鉄道大好きスタッフ(別名:OM-D鉄研)らを乗せた中央本線の快速は11:28恵那駅に到着。ここで12:25発の明知鉄道「大正ロマン号」に乗り換えます。ここからが撮影会というわけですが、車内では発車と同時に名物の寒天料理のフルコースランチがサービスされ、撮影どころではありません。まあ、いいでしょう。「腹が減っては撮影にならぬ?」ですから。かくして、13:19、終点の明智駅に到着。すると「待ってました!」とばかりにSL「C12244」が煙を上げ、汽笛の歓迎です。
SLの走行区間は明智駅構内の400mほどの区間ですが、圧縮空気で走る姿はパワーあふれるもの。参加者全員が交代でSLに乗り、運転台から、あるいは線路脇からSLの撮影を満喫する充実の一日となりました。安全のため撮影エリアが限られていたにも拘わらず、10名全員がそれぞれ工夫し譲り合いながら撮影する姿が印象的でした。
Iコース:鈴鹿サーキットでモータースポーツを撮る!
世界最高峰のレースが開催される鈴鹿サーキットの国際レーシングコースでエキサイティングなレースを撮影しました。
- 実施日:2019年6月22日(土)
- 撮影地:三重県鈴鹿サーキット
撮影会講師
写真家:小城崇史氏
1962年生まれ 東京都出身。広告写真スタジオから独立の後「スポーツを写真で表現」することに目覚め、アメリカ・メジャーリーグ取材を始め、サッカー・テニス・バスケットボール他、国内外のプロスポーツ取材・国際大会取材を手がける。2019年度よりサッカーJ2・FC町田ゼルビアのオフィシャルフォトグラファーに。日本写真家協会(JPS)日本写真学会(SPIJ)日本スポーツプレス協会(AJPS)国際スポーツプレス協会(AIPS)各会員。筑波大学芸術専門学群非常勤講師。E-M1Xの使いこなしTIPSを解説するYouTubeチャンネル「E-M1 Menu & Tips」を開設、写真だけでなく自らの言葉でE-M1Xの魅力を伝えている。
実施コメント
応募に当選された皆様は「高い競争倍率」を勝ち抜いた強運の持ち主なのでしょう、木曜日時点で雨だった予報は見事に外れ、初夏の汗ばむ陽気の中での本番を迎えることができました。OM-D E-M1X、OM-D E-M1 Mark IIとも撮影会直前のファームウェアアップデートとなり「もしまだアップデートされていない方がいらしたら」と、スタッフは前日に「現場でのアップデート作業シミュレーション」をレースさながらに実施したのですが、その必要すらありませんでした。そしてコースに行く前、わずかな時間で行ったレクチャーを見事に吸収していただき、レース撮影を楽しんでいただけたこと大変嬉しく思っております。
今回の撮影会で、皆様には機動力に優れたマイクロフォーサーズシステムのアドバンテージを体感していただけたことと思います。この経験が、これからのより楽しい写真撮影のきっかけになれば幸いです。
Jコース:近江湖北の旅 匠がつむぐ日本の文化と未来を撮る!
ものづくりとそれを伝承するひとにふれて日本の文化と未来を感じる撮影ツアー。長浜の重厚な光と街並みの中を撮り歩きました。
- 実施日:2019年6月22日(土)
- 撮影地:滋賀県長浜市
撮影会講師
写真家:中藤毅彦氏
1970年東京生まれ。東京ビジュアルアーツ卒業。ギャラリーニエプス代表。写真集に『White Noise』ほか。国内外にて個展、グループ展多数。第24回林忠彦賞、第29回東川特別作家賞受賞。
実施コメント
実を言うと、長浜の街を訪れたのは、今回が初めてだった。しかし、すぐに古い城下町の佇まいをそのまま残した美しい街並とフレンドリーな気質の人々に魅せられてしまった。江戸から近代に至るまでの名建築が良好な保存状態で立ち並びぶ様は、全国的に見ても希有な街である。
今回の撮影会では、長浜中心部と近郊の宿場町木之本の街歩きのほか、地元に根ざした産業である養蚕の現場、また楽器の弦やガラス工芸の製造現場での職人さんの働く姿を全員で撮影した。特に糸取り工房での取材では、昔ながらの完全な手作業で繭から糸を取り出す職人技に、皆さんの撮影にも熱が入っていた。自分にとっても参加した皆さんにとっても、大変貴重な体験となったと思う。充実した内容の撮影会で、終了後の講評会には、大変レベルの高い作品が集まり、クリエィティブウォールの展示も楽しみになった。
Kコース:小豆島の旅 匠がつむぐ日本の文化と未来を撮る!
ものづくりとそれを伝承するひとにふれて日本の文化と未来を感じる撮影ツアー。小豆島の風と光の中を撮り歩きました。
- 実施日:2019年7月6日(土)
- 撮影地:香川県小豆島
撮影会講師
写真家:清水哲朗氏
1975年、横浜市生まれ。独自の視点で自然風景からスナップ、ドキュメントまで幅広く撮影。写真集『CHANGE』『New Type』、フォトエッセー『うまたび~モンゴルを20年間取材した写真家の記録~』がある。個展開催多数。第1回名取洋之助写真賞、2014日本写真協会賞新人賞、2016年フォトシティさがみはら写真新人奨励賞受賞。公益社団法人日本写真家協会会員。
実施コメント
講師が写真業界でも有名な雨男でしたが、さすがはプレミアム撮影会、当日は気持ちの良いオリンパスブルーの青空をご準備いただきました。撮影は、i’s Lifeさんのオリーブ畑、パワースポット碁石山にある常光寺、正金醤油さんの3ヶ所をバスで巡る旅。1ヶ所目のオリーブ畑では気さくな堤社長のご案内でハートの葉を探したり、生い茂る下草を前ボケにしたり、 お手伝いいただいた小豆島カメラのメンバーにモデルになってもらったり、ゆるく楽しい撮影でした。2ヶ所目の常光寺は洞窟内。暗闇の中、ローソクの明かりとオリンパスの強力な手ぶれ補正を頼りに撮影しました。お焚き上げもしてもらいましたが、オリンパスのヘビーユーザーであり写真好き副住職の慈空さんの「こう撮ったら良いのでは」という提案がいちいち面白く、通常ではありえない撮影が行えました。
昼食は瀬戸内の味を満喫し、最後は正金醤油さん藤井社長のご案内でもろみ香る蔵の内部を撮影。屋根の隙間から社長さんに神々しい光が射したのはとても印象的でした。その後、農家カフェ「HOMEMAKERS」での参加者作品講評と講師作品の映写。盛りだくさんであっという間でしたが、人を通じて小豆島の魅力を感じる撮影会となりました。
Lコース:菊池渓谷で美しい新緑ときらめく水辺を撮る!
写真家に大人気の菊池渓谷で、OM-Dのハイレゾショットを駆使して、初夏の自然風景を撮影しました。
- 実施日:2019年5月18日(土)
- 撮影地:熊本県菊池渓谷
撮影会講師
写真家:清家道子氏
福岡県生まれ。九州を中心に日本全国で撮影活動をしており、特に大分県の風景撮影をライフワークとしている。2012年より多数の企業カレンダーを手掛ける他、雑誌への寄稿、講演などを行う。2016年に写真展「またまの宇宙」を開催。おもな写真集に『またまの宇宙』(2016年、日本写真企画)、『The Gift from Ranunculus』(2016年、風景写真出版)など。
実施コメント
前日までの菊池渓谷はずっと晴れ続きで、水は少なくカラカラに乾いていている状況でした。下見の時に、もう少し雨が降ってくれたらと願っていたところ、願いが叶すぎたのか当日は大雨で、参加された皆様は大変だったと思います。それでも雨のおかげで苔は濡れ、渓谷の木々の色はしっとりと光り撮影するには、ある意味最高の条件でもありました。ずぶ濡れになりながらも楽しい撮影会になったのはカメラが軽量である事。そしてOM-Dシステムの防塵防滴機能のおかげもあったと思います。ストレスなく撮影できる事が良い撮影につながるという事を皆さんと共に実感できた1日でした。
参加者の方の中には新潟や広島など遠方から来られた方もいて非常に嬉しかったです。短い撮影時間でしたが皆さんそれぞれの個性が光った作品を撮影されていて、条件が良い時も悪い時も常に自分のイメージした写真を撮る事が大切なのだと改めて感じた撮影会でした。またいつかどこかで皆様にお会いできますように。参加していただきありがとうございました。